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子ども軍団と行く三瓶自然館サヒメルの旅

 いちばん下は4才から大きい子が小学生5年生まで。子どもたち10人が参加する鉄道、バス旅の目的地は三瓶です。冬の時期だったので、三瓶自然館サヒメルと、その周辺を散策するというのが、この旅の目的です。

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 今どきあたりまえなのですが、子どもたちの多くは、両親の車に乗せられて旅行することが、ほとんどということで、今回のように公共交通だけで旅行をする、ということが珍しいらしく、どの子も期待を胸いっぱいに出発したのでした。

 集合は松江駅。大田市駅に向かう列車は、特急ではなく快速のアクアライナー。列車の先頭と後方は、窓になっていて、運転手気分も味わえるとなっては、座席におとなしくついているわけありません。みんなおやつをたくさん持ってきていて、最初からパワー全開でした。

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 大田市駅につくと、サヒメルまでは、ジャンボタクシーに分乗です。路線バスの本数が限られており、時間を無駄にしないために、タクシーを選択したのです。随分リッチに見えますが、バスで大人が片道870円ですから、9人まで乗れるジャンボタクシー料金の6000円は、人数がいれば案外リーズナブルではあります。

 サヒメルにつくと、ちょうどプラネタリウムの時間でした。はじめてプラネタリウムを体験する子どももいて、星の数に息を飲んでいました。その後は自由行動でしたが、とにかく、いろいろな動物、植物の展示があったり、サヒメル御自慢の埋没した縄文杉があったり、木のおもちゃで遊べるコーナーがあったりと、子どもを飽きさせません。

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 サヒメルは、本館と新館があり、あわせると、かなりの広さがあります。美術館や博物館のように、静かにしてなくてはいけない施設と違い、子どもが楽しむにはうってつけだと思いました。

 最後に、サヒメルから外に出て姫逃池までの探検ツアーです。といっても気持ちのよい草原の中を歩いて10分もかからない距離です。姫逃池までつくと、もちろん定番の「鬼ごっこ」もはじまります。天気は小雪まじりとなりましたが、子どもにとっては何のその。この日でいちばん楽しかったのが、この屋外での一時だったようです。

 昼食を含めた滞在時間約3時間。ほとんど時間を忘れて楽しむことができました。

 帰りは、サヒメルの横(少しわかりにくい)のバス停から、路線バスで大田市駅に向かいました。乗り込むと誰もいなく、もしや貸しきりか?と思いましたが、市内に近付くにつれて、次々に乗客が乗り込んできました。地元の方から「おにいちゃんたちどこから来たの?」聞かれて、照れている子どももいました。

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 さて、大田市駅から松江に向かう鈍行列車中で、子どもたちに聞きました。「車でいく旅行と鉄道、バスの旅行とどっちが楽しい?」そして答えは、全員が「今回みたいな旅行!」 何よりも、目的地に向かうとちゅうで、みんなでわいわいがやがやできるのがよかったみたいです。鉄道は中である程度自由に動き回れるのが、楽でいいという声もありました。

 本当は、サヒメル主催の雪祭りにも参加する予定だったのですが、暖冬のおり、雪がなく、お祭りは残念ながら中止となってしまいました。しかし、雪祭りのことなどすっかり忘れるぐらい、楽しい1日となりました。

 

旅人/田中隆一(まちかど研究室)

Last modified:2007/03/26 01:38:28
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