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大山の『美』にふれに 〜let’s スローライフ〜

 今回の旅でまず私が向かったのは、国内最大級のフラワーパークであり一年を通して花が楽しめる『とっとり花回廊』です。米子駅より無料送迎バスが一時間に一本の割合で出ており、これを利用することに。着くまでの間、バスの乗客が私一人だったこともあり運転手さんと話しをしていると「あそこに見えるのが、大山ですよ!」と雪化粧をした大山の紹介をしてくれました。この日の午後、今度はタクシーに乗った際もすぐに運転手さんが大山の紹介してくれ、大山はこの地域の人々の誇りなのだなと改めて感じました。

ドーム外.jpg

 

 バスは25分程で到着し、早速入場するとすぐ正面に巨大なドームが見えます。中は高温多湿に保たれており、熱帯の美しい花が咲き乱れています。暫くいると別の国に来たみたいな感覚になるほどです。花回廊といえばこのフラワードームがいわばシンボルのようになっていますが、空間の広さにしても、植物の種類、量、配置の決め細やかさにしても、おそらく国内で第一級ではないでしょうか。

フラワードーム.jpg

 

 その後、花回廊のメインフラワーである『ゆりの館』へ。一歩入ると甘い匂いが立ちこめ、ゆりの花たちが出迎えてくれます。圧巻というしかない、様々な種類のゆり。心のそこから『なんて綺麗なんだ!』感じるのでした。 その後は、花のあふれる広大な園内を散策し、お昼過ぎには花回廊をあとにしました。

ゆり.jpg

 

 一旦米子まで戻り、次に向かったのは、世界的に有名な写真家植田正治氏の作品が展示されている『植田正治写真美術館』です。最初に驚いたのが、その外観。のどかな畑が広がる中に、突如ガラスとコンクリートの芸術的な建築が出現します。著名な建築家である高松伸氏による設計とのこと。まるでデザイナーズホテルのようです。植田氏の写真と言えば、鳥取砂丘を背景にしたモノクロームの人物写真が代表ですが、コンクリートのシャープな建築と、どこかシュールレアリスムの空気を感じる植田氏の写真とが絶妙にマッチしています。大山という自然豊かな環境にありながら、第一線の芸術と文化にふれることができました。

写真館.jpg

   その後、また米子に戻り、最後に向かったのは『皆生温泉』です。とにかく寒い日だったので、旅のしめくくりにはぴったりでした。米子駅からのバスはかなり頻繁に出ていて、約20分ほどで皆生温に到着します。停留所に併設された観光センターに立ち寄り、そこから近くのOUランドへ。一般の人が入浴できる温泉施設ですが、広くて、きれいで、豪華で、しかも安い!山陰にはいろいろな温泉施設がありますが、ここは、特Aクラスではないでしょうか。お湯につかればもう格別で、本当に、本当に幸せな気分になりました。

 美しい山、美しい花、美しい建築と写真、肌とそして心まで美しくする温泉。時間に追われることもなく大山一帯の『美』に触れたこの日は、まさにスローライフな一日でした。

 

旅人/ツボショー(島根大学コミュニティーワークス)

Last modified:2008/02/08 20:01:25
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References:[大山・中海編]